トップページ >

海外通信

4月21日(日)
コメディー俳優が大統領に─ウクライナ/決選投票で圧勝 ウクライナ大統領選決選投票は即日開票され、コメディー俳優のウォロディミル・ゼレンスキー氏(41)が7割超を得票し、圧勝した。対立候補のペトロ・ポロシェンコ現大統領(53)も敗北を認めた。ロシアによるクリミア半島の実効支配や親ロシア派との紛争が続くウクライナを政治経験のない大統領が率いることになり、国際社会はゼレンスキー氏の手腕を注視することに。

24日(水)
英、ファーウェイ参入容認 英政府は中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)による次世代通信規格「5G」網への参入を認めることを決めた。

27日(土)
米加州ユダヤ教礼拝所で銃撃、1人死亡  米カリフォルニア州サンディエゴ近郊パウウェイのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で銃撃事件があり、女性1人が死亡し、3人が負傷した。捜査当局は容疑者として、現場から逃走したサンディエゴ在住の白人の男(19)を拘束した。男はインターネット交流サイト(SNS)に反ユダヤ主義の主張を投稿していた。

28日(日)
スペイン総選挙、極右が初の議席獲得 スペインで総選挙(下院定数350)の投票が行われ、反移民の極右政党ボックス(VOX)が議席を獲得した。スペインの国政レベルで極右政党が議席を得るのは、1978年の民主化以来初めて。

29日(月)
世界の軍事費「最高水準」、米中が押し上げ─国際平和研   スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は2018年の世界の軍事支出が、実質で前年比2・6%増の1兆8220億ドル(約203兆円)だったと発表した。1988年の統計開始以降の最高水準で、米国と中国の2カ国だけで上位15カ国の支出総額の半分を占めた。

30日(火)
クーデターは不発─ベネズエラ   反米左派マドゥロ大統領による強権政治が続く南米ベネズエラで野党指導者グアイド国会議長が、同じ野党指導者のレオポルド・ロペス氏やマドゥロ政権打倒に同調する軍人らと共に、事実上のクーデターを起こした。グアイド氏は、首都カラカスの空軍基地内に入って国軍の離反を促したが、大部分の国軍幹部や軍人は同調せず、現時点ではクーデターは不発に終わった。

24日(木)
キューバにベネズエラ軍事支援停止を要求─トランプ氏   トランプ米大統領はベネズエラでグアイド国会議長が軍兵士らに反米左派のマドゥロ政権に対する決起を呼び掛けたことをめぐり、政権を支援するキューバに対して「死と破壊をもたらす軍事支援などを直ちにやめなければ、完全な禁輸措置と最高レベルの制裁を科す」とツイッターで警告した。 大学で銃撃、2人死亡─米ノースカロライナ州 米南部ノースカロライナ州シャーロットにあるノースカロライナ大の敷地で銃撃事件が発生し、地元救急当局によると、2人が死亡した。さらに4人が負傷し、米メディアによれば、うち3人が危険な状態という。

5月1日(水)
英首相 国防相を更迭 メイ英首相はウィリアムソン国防相を更迭した。中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する政府の対応をメディアに漏らしたと認定した。安全保障に関わる機密漏えいに厳しい姿勢を示す狙いがあるが、2日に地方選挙を控える中で、欧州連合(EU)離脱で混迷するメイ政権にさらなる痛手となる可能性もある。
中国の北極圏進出に懸念─米報告書 米国防総省は中国の軍事・安全保障分野の動向に関する年次報告書で、中国による北極圏進出に警戒感をあらわにした。中国は昨年1月の北極政策をまとめた初の白書で「北極シルクロード」構想を表明。資源開発や北極海航路開拓に野心をのぞかせた。中国は2013年に、北極圏に位置する米国やロシア、カナダなど8カ国で構成される北極評議会のオブザーバーとして認められて以来、北極圏における活動を活発化させた。

2日(木)
キューバ進出の米企業を初提訴   米各メディアによると、1959年のキューバ革命後に共産党政権が接収した港湾施設の元所有者が施設を現在利用する米クルーズ会社「カーニバル・クルーズ・ライン」を相手取り、損害賠償を求め米フロリダ州マイアミの連邦地裁に提訴した。米政府が4月に、制裁強化の一環でキューバ進出企業への提訴解禁を発表後、実際に訴訟が起こされた初のケースとされる。

3日(金)
中国交えた新核軍縮を協議─米露首脳  トランプ米大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談した。サンダース米大統領報道官によると、会談は1時間以上行われ、2021年に期限が切れる米露の新戦略兵器削減条約(新START)の延長や中国も交えた多国間の新核軍縮条約、北朝鮮の核問題などについて協議した。
米フェイスブック、過激主義者ら排除 インターネット交流サイト(SNS)の米フェイスブックは、米国で活動する過激主義者6人と1団体のアカウントを削除したと発表した。暴力や対立をあおる「危険な個人や団体」と認定。傘下の写真共有サイト「インスタグラム」でも同様の措置を取った。
米、企業への制裁強化検討─イランの米ドル調達制限 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ政権がイランと取引する企業や金融機関への制裁強化を検討していると報じた。イランの米ドル調達を制限するのが狙い。
ガソリン車、30年に全面禁止─アムステルダム オランダのアムステルダム市は2030年からガソリン車やディーゼル車の市内走行を全面禁止する計画を公表した。走行を認められるのは有害な排ガスや二酸化炭素(CO2)を出さない電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)だけとなる。

5日(日)
モスクワの空港で旅客機炎上13人死亡ロシアの首都モスクワの空港で国内線旅客機が炎に包まれた状態で緊急着陸し、この事故で乗客乗員のうち子供2人を含む少なくとも13人が死亡した。

この記事のトップへ戻る