月間事件簿

2月21日(水)
中国の「海外警察拠点」捜索─警視庁 新型コロナウイルス対策の持続化給付金を不正受給したとして、警視庁公安部は詐欺容疑で、ともに中国籍の女で、会社経営者(44)=東京都墨田区=と会社役員(59)=埼玉県蕨市=を書類送検した。捜査関係者によると、公安部は関連先として、中国が非公式に運営しているとされる都内の「警察拠点」を家宅捜索した。
西山ファーム元経営者拘束 インドネシア潜伏、現地当局に 観光農園を経営していた「西山ファーム」(岡山県赤磐市、破産)が投資名目で多額の資金を不正に集めたとされる事件で、実質的経営者だった山崎裕輔容疑者(43)が潜伏先のインドネシアで、現地当局に拘束されたことが捜査関係者への取材で分かった。

25日(日)
コンビニで刃物、3人死傷、43歳男逮捕─北海道警 札幌市北区北31条西のコンビニで「包丁のようなものを持った男が暴れている」と店員から110番があった。北海道警によると、店員の男女3人が刺されて病院に搬送され、このうち40代の男性店員は死亡が確認された。50代と60代の店員のけがの程度は不明だが、意識はあるという。

27日(火)
桐島容疑者と断定、書類送検─警視庁 1970年代の連続企業爆破事件に関与したとして指名手配された過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー、桐島聡容疑者(70)を名乗り、その後に死亡した男について、警視庁公安部は同容疑者本人と断定し、殺人未遂と爆発物取締罰則違反の疑いで、容疑者死亡のまま書類送検した。
宝塚歌劇団、団員急死でパワハラ認める 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の宙組に所属していた女性団員(25)が昨年9月に急死した問題で、遺族側の代理人弁護士が東京都内で記者会見し、歌劇団側が「多くの行為がパワハラに当たる」と認め、謝罪の意向を示したと明らかにした。歌劇団側はこれまでパワハラを否定していたが、一転して認める形となった。

28日(水)
19歳元自衛官候補生を起訴─強盗殺人などで岐阜地検 岐阜市の陸上自衛隊射撃場で昨年6月、自衛官3人が死傷した小銃発砲事件で、岐阜地検は強盗殺人などの罪で、元自衛官候補生の渡辺直杜容疑者(19)を起訴した。事件を起こした18、19歳を「特定少年」と位置付けた改正少年法に基づき、氏名などを公表した。
中核派の活動家5人逮捕─広島県警 昨年8月6日の「原爆の日」に、平和記念式典の関連業務を担当していた広島市職員に暴行を加えたとして、広島県警などは、暴力行為法違反の疑いで、大阪府高槻市登町の冨山小太郎容疑者(37)ら過激派「中核派」の活動家5人を逮捕した。同県警は5人の認否を明らかにしていない。
業過致死罪で元警部略式起訴、留置場死亡 愛知県警岡崎署の留置場で2022年12月、勾留中の男性=当時(43)=が死亡した事件で、名古屋区検は28日、業務上過失致死罪で、同署の留置主任官だった元警部(46)=辞職=を名古屋簡裁に略式起訴した。特別公務員暴行陵虐と虚偽有印公文書作成の疑いについては不起訴となった。

29日(木)
200万円横領容疑で弁護士逮捕─警視庁 依頼人から預かった現金200万円を着服したとして、警視庁蔵前署は業務上横領容疑で、東京弁護士会所属の弁護士、寺内従道容疑者(83)=宇都宮市駒生町=を逮捕した。容疑を認めており、「会社の運営資金に困っていた」と供述しているという。
4千万円詐取容疑で元柔道五輪選手を逮捕─千葉県警 暗号資産(仮想通貨)の購入名目で会社役員の女性から現金4000万円をだまし取ったとして、千葉県警は詐欺容疑で、バルセロナ五輪に出場した元柔道選手の丸山顕志容疑者(58)=福岡県大野城市=を逮捕した。千葉県警は認否を明らかにしていない。
不動産会社次長を再逮捕─名刺情報不正アクセス事件で警視庁 名刺管理サービス「Sansan」の利用者情報が流出した事件で、警視庁サイバー犯罪対策課は不正アクセス禁止法違反容疑で、東京都渋谷区の不動産販売会社「GRANDCITY(グランドシティ)」次長、片岡和真容疑者(37)を再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。容疑を否認しているという。
殺人容疑で暴力団組長ら男5人再逮捕─埼玉県警 昨年9月、埼玉県小鹿野町の山林に男性の遺体が遺棄された事件で、県警は男性の首を圧迫して殺害したなどとして、殺人容疑で、指定暴力団稲川会系組長の根岸将浩容疑者(48)=死体遺棄罪などで起訴=ら男5人を再逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

3月3日(日)
マグロ漁船座礁、男性1人死亡─伊豆 伊豆諸島・神津島(東京都)の北西沖で、鹿児島県のマグロ漁船「第8福栄丸」(379トン、25人乗り)がエンジン故障で航行不能となり、その後座礁した。乗組員の男性1人が行方不明となり、神津島の海岸で発見されたが死亡が確認された。他の24人は救助され命に別条はない。

4日(月)
川で浮いていた女性死亡、愛媛 愛媛県松山市の川で死亡した状態で浮いている女性が見つかった。女性が見つかったのは松山市東垣生町の洗地川で、近くで作業していた男性が「川の中に死体のようなものが浮いている」と110通報した。浮いていたのは近くに住む73歳の女性で、その場で死亡が確認された。女性に目立った外傷はなく警察が原因を調べている。
ビッグモーター街路樹枯死で前副社長ら書類送検 中古車販売大手ビッグモーター(東京)の店舗前で街路樹が枯死するなどした問題で、警視庁捜査1課は器物損壊容疑で、同社の兼重宏一前副社長(35)と都内9店舗の当時の店長ら計13人を書類送検した。他に書類送検されたのは、多摩店の当時の店長(41)や従業員ら5人と、環八世田谷店、練馬店、立川店の当時の店長や従業員7人。

5日(火)
〝あおり運転〟した疑いで男2人逮捕─愛知 愛知県豊明市の国道23号線などで昨年12月、男性が運転する車を前と後ろから挟んで急ブレーキをかけるなどのいわゆる「あおり運転」をしたとして、男2人が逮捕された。逮捕されたのは、高浜市の自営業・永尾龍次容疑者(30)と、西尾市の会社員・青木大翔容疑者(20)。
四国中央市の男性殺害事件で暴力団幹部逮捕、愛媛 今年1月、四国中央市の商業施設で男性が拳銃のようなもので撃たれ死亡した事件で、警察が全国に指名手配していた暴力団幹部組員の男が岡山県内で逮捕された。逮捕されたのは、指定暴力団池田組幹部組員 前谷祐一郎容疑者(62)。
ALS嘱託殺人、医師に懲役18年─京都地裁 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者から依頼を受け、薬物を投与して患者を殺害するなどしたとして、嘱託殺人と殺人の罪に問われた医師大久保愉一被告(45)の裁判員裁判の判決が京都地裁であった。川上宏裁判長は「社会的相当性は到底認められない」として弁護側の無罪主張を退け、懲役18年(求刑懲役23年)とした。判決理由を朗読してから主文を言い渡した。
展示物火災、元学生に罰金50万円─東京簡裁 明治神宮外苑のイベント会場で2016年、ジャングルジム形の木製展示物が燃えて男児=当時(5)=が死亡した火災で、過失致死傷罪に問われた元男子大学生2人の判決が東京簡裁であった。三神晴彦裁判官は「火災を十分に予見できた」として、いずれも求刑通り罰金50万円を言い渡した。

LINEヤフーに行政指導、脱「ネイバー依存」要求 無料通信アプリ「LINE」利用者の個人情報が不正アクセスを受けて流出した問題で、総務省はLINEヤフーに再発防止の徹底を求める行政指導を行った。LINEのITインフラの保守・運用で依存する韓国IT大手ネイバーに対する監督の強化と、ネイバーとの間で共通化している従業員情報を扱うシステム基盤の分離を要求。ネイバーとの資本関係見直しも促す異例の要請を行った。

6日(水)
姉殺害の疑い、弟夫婦再逮捕─警視庁 自動車用不凍液などを飲ませて4歳の次女を殺害したとして夫婦が逮捕された事件で、夫の姉も不凍液で殺害したとして、警視庁浅草署捜査本部は殺人容疑で、いずれも会社役員の細谷健一(43)、妻の志保(37)両容疑者を再逮捕した。健一容疑者は「今はお話しできません」と供述し、志保容疑者は黙秘しているという。

11日(月)
陸自ヘリ、墜落原因特定できず─防衛省
沖縄県の宮古島周辺で昨年4月、陸上自衛隊のUH60JAヘリコプターが墜落、10人が死亡した事故で、陸自が、事故原因を特定できなかったとする調査報告書をまとめたことが、防衛省関係者への取材で分かった。

12日(火)
トケマッチ業務上横領事件、新たに元社員に逮捕状 高級腕時計シェアリングサービス「トケマッチ」を巡り、運営会社の元代表が指名手配されている事件で、警視庁は新たに、元社員・永田大輔容疑者(38)についても業務上横領の疑いで逮捕状を取り、指名手配した。